戸塚・泉・栄区の元気な企業紹介コンテンツ

 

「未来へのバトン」

 

 

戸塚泉栄工業会


木村嘉道(きむらよしみち)事務局長



今回は、木村嘉道事務局長に戸塚泉栄工業会の歴史や活動内容について語っていただきました。

現在99社が入会している戸塚泉栄工業会。2002年から事務局を担当しています

「戸塚泉栄工業会は社団法人横浜市工業会連合会に所属する地域工業会で、戸塚区、泉区、栄区を中心に99社(2018年9月現在)で構成されている団体です。会長は大洋建設株式会社 代表取締役社長 黒田憲一氏で、5代目になります。
戸塚工業会として1983年3月に発足し、1986年の分区により1987年に戸塚泉栄工業会と名前を変え、現在にいたります。また、若手が活躍できる場として「地域活性化委員会(2011年発足)」「スケールメリット委員会(2016年発足)」「未来づくりプロジェクト委員会(2018年発足)」という各種委員会も活動しています。
私は2002年6月から事務局に関わっています。橋本フォーミング工業株式会社で総務部長として働いていたのですが、定年退職をきっかけに声がかかり引き受けることにしました。
実は、工業会の初代会長が、橋本フォーミング工業株式会社の会長 大木金蔵でして、そのつながりでお話がありました。当時の工業会メンバーのお父様世代とは現役時代にお仕事でのお付き合いもあったので、まったく知らない会に入ったという感覚はなく、すっとなじめたことを覚えています」

パソコンのスキルは定年退職前に習得。工業会メンバーのパソコンレベルの高さには驚かされました

「今でこそパソコンを使って事務処理をするのが当たり前ですが、私が企業に在籍していたころは、年配の社員はパソコン操作ができない人が多かったです。若い社員に“こういう表が欲しいのだけれど”とお願いして作ってもらっていましたね。
定年前の1年間はどんどん業務を部下に引継いだので、時間にゆとりがもてるようになりました。そこで一念発起して、エクセルの操作を身に付けようと考えたんです。表を作りながら分からないことは若い社員に聞いて、メモをとって・・・とかなり熱心にやりまして、どうにか形になりました。おかげさまで、工業会の活動にも生かすことができました。ただ、工業会の若い会員はパソコンのスキルが高く、とても驚いたことを覚えています」

担当後はお金のやりくりに苦労しました

「就任して一番大変だったのは、お金のやりくりです。財務上資金が不足していたため、借金をして自転車操業をしていました。経費削減のために、自らバイクに乗って郵便物を配布するなどいろいろやっていましたね。会員数を増やせば会費が増えるのでしょうが、なかなか簡単にはいきません。結局、私の報酬を減らすことで、どうにか一時的に切り抜けることに出来ました」

さまざまな企業や行政などどつながることで、幅広く活動していただきたいです

「工業会という名前ではありますが、製造業の他にもサービス・金融・保険・葬祭などのさまざまな業種が属しています。
当会では、会員企業だけではなく地域にも広く門戸を開いており、地域で頑張っている方々が一同に会し、情報交換ができる場づくりに力をいれているのが大きな特徴です。年2回開催している「地域活性化情報交換会」には、区役所や警察署などの官公庁、NPOや財団法人といった公益団体の皆さまにも多くご参加していただいております。
このような機会を通して異業種間の交流を積極的に行うべきだと思っています。
私自身は前企業で総務の仕事をしていたこともあって、大手の取引先や官公庁の担当者などにお会いする機会がありましたが、工業会のメンバーの中には“大企業の方や警察・区長等と話すことは恐れ多い”という方も多いようでした。
でも、ビジネスをしていく上ではより幅の広い活動が求められます。現在、工業会にはざまざまな方が参加してくださっているので、さらに相互で交流を深めていただけると嬉しいです」

また参加したい! と感じてもらえる会にしたいですね

「以前は参加者を増やすために、地域活性化委員会のメンバーが知り合いの企業に電話をかけたりしていました。さらに、交友関係が幅広く面倒見のいい、三宝精機工業(株)の金子社長がメール等で呼びかけてくださったりして、今では200名以上が集まる情報交換会へと成長しました。
気を付けているのは、勧誘目的の会にしないということです。会に入ってくれる仲間が増えるのはもちろんうれしいことですが、“また参加したい”“自分の仲間も連れてきたい”と自発的に思っていただくことが大切だと思っています。初めて参加した方には、官公庁の長を紹介するなどメリットと感じていただけるような動きも積極的に行っています」

会に参加して話すことが、問題解決のきっかけになれば
若い世代が盛り上げて、地域から頼られる会になって欲しいと思います

「世の中が変わってもそれに振り回されるのではなく、地域の経営者の皆さまと接し、いろいろと見極めていけたらというスタンスでいます。景気が悪いとか良いとか聞くと、いろいろと気になることもあると思いますが、ほかの多くの経営者の方と話していただくことで、解決することもあるのではないかなと思います。そういった意味でも工業会の情報交換会に参加し、活用していただけたら良いのではないでしょうか。
若い人はフットワークが良く、我々とは違う判断ができると思います。現役時代もそうだったのですが、若い人たちの思いや活躍できる芽は摘んではいけないというのがモットーです。とにかくやらないのはだめ。何ごともやってみなければ良いか悪いか分かりません。こんな考えで工業会を盛り上げてくれたら、10年先20年先は地域から頼りにされる会となっているのではないでしょうか」

~若い人たちへ~明るく元気に! 頭を使って前へ進んでください

「自分のことばかりでなはく、人のことも考えて、頭を使って行動したり意見をいったりすることが大切です。失敗しても反省することを忘れず、明るく元気にそして思いやりをもって前に進んでください」

「クラッシックの演奏にいくのが息抜きになっています」と木村 嘉道事務局長。『横浜市栄区民文化センターリリス』や『戸塚区民文化センターさくらプラザ』などにはよく足を運んでいらっしゃるそうです。

 


執筆:株式会社アドヤン 橋本 岳子

 

戸塚区矢部町出身。20年勤めた不動産情報サービスの会社を退職後、泉区にて広告代理店を開業。デザインや企画はもちろんのこと、編集や取材・文章作成も得意としている。不動産関連の執筆や取材は自ら行い、知識やトレンドを蓄積。初心者にも分かりやすい文章作成を心がけている。

 

横浜市工業会連合会 戸塚泉栄工業会 未来づくりプロジェクト実行委員。

 

【実績】大手ディベロッパー、東京都・川崎市・平塚市など自治体発行物の制作・編集。大手信託銀行系不動産仲介会社HP、電鉄系買取専門会社HP、不動産管理会社の定期発行新聞など連載記事多数。企業や団体、個人などのチラシ・パンフレット・名刺・Tシャツの作成実績もある。